マタニティーリング（出産指輪）

出産指輪（マタニティーリング）なるものを企画しました！

病院ではアクセサリーや化粧は一切できないので、退院後に渡しました。

うちの嫁さん、あまり宝飾モノはおねだりしないのですが

それよりも、むしろ、美味しいものや旅行が好きなので、

いつも記念日はそっち系に偏っていました。

しかし、今回は出産という一大事なので、産後のご褒美が何か

必要だろうと思い、嫁の好きなブランドリングをプレゼントしました。

娘が大きくなっても記念に残るし、まあ、いっかな～

 

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命名（エコちゃんの名前が決まりました！）

エコちゃん改めまして命名しました！

見ての通り、夫婦そろって鳥好きなので

鳥に関する羽という一字を取り入れました。

【名前に込めた意味】

鳥の羽のように、優しく、温かく、しなやかに包み込むような心を持って

いつかは、私たちのもとから大きく羽ばたいて、巣立っていって欲しい・・・

命名紙にはコウノトリさんも書いてあって、ちょうどいいかんじでした！

病院からは退院時に出産祝いのケーキもいただきました！！

 

実はこの名前、12月までは違う名前の予定だったのですが

さらに考え、すっと思いが入ってきたのがこの名前でした。

二人とも意見も一致し、やさしい感じで、すごく気に入っています。

 

我ながらいい命名ができたと思っています。

 

人生で一体、何回この名前を発するのだろうか・・

もう、すでに千回以上は言ってるかと思いますが

名前って大事なんだな～と

つけて、呼ぶ立場になってすごく実感しました。

 

将来、大きくなって、気に入ってくれると嬉しいなあ～

天国から孤独へ

ロンリーえだまめインコ

２１日から配偶者出産休暇をもらって、土日含めてちょうど５日で嫁は入院～退院となりました。

初抱っこ、初オムツ交換、初ミルクもクリアしました。

もう、あの顔は何時間見ていても飽きないですね～癒されます！

思えば　「不安と期待」、「感動と戸惑い」、「祝福と責任」などなどと・・激動の体験で

入院～出産～退院～里帰りと、毎日があっという間に過ぎてしまいました。

そして、今夜から嫁とエコちゃんは一時的に里帰りします・・

幸せだった５日間の天国から、一気に孤独なえだまめインコになってしまいました・・

明日からは今までとは全然違う、１人暮らしに逆戻りです。

 

よく出産前後には、マタニティーブルー、産後鬱などが必ずあるといいますが

女性の場合は、妊娠～出産から、急に子育てモードに入る為の

ホルモンバランスの急激な転換が原因の一つと言われています。

精神的なもの（育児不安、寂しさ、周囲の不理解、過度期待、生活環境の変化など人それぞれ）

が大きいそうで、今までの自分中心の生活から一転して

子供最優先モードに慣れるのに疲れてしまうからだと言われています。

 

故に、昔から、産後２１日間は母乳をあげるだけで、その他家の事は一切しなくていい

などと言われていて、この時期に無理をすると、産後鬱やその後何年かして更年期障害に

なるそうで、そうならないように里帰りによる実家でのサポートをしてらっているのです。

まさに、満身創痍の出産から帰ってきた者には休養が必要なのです。

 

まあ、それに比べると、自分の寂しさなんて、たいしたことないのですが・・

やはり７年間２人で暮らしてきて、やっとエコちゃん含めて３人になれると思ったのに

１人暮らしに逆戻りという、あまりの落胆ぶりにブルーになっています・・

 

もう、今の自分にとって、唯一の命綱は、たーちん＆よーたんなんです。

 

ついにエコちゃん産まれました！！（立会い出産の記録）

予定日の１月１５日を過ぎて、６日目の朝（１月２１日）を迎えました。

日本の朝刊各紙では、アメリカの第４４代大統領にバラク・オバマ氏の就任という歴史的な日です。

２１日の朝までに陣痛が来なければ、入院（陣痛促進）ということになっていました。

 

【８時２０分】　自宅出発

妄想していた激しい陣痛

→あせって荷物をまとめて苦しむ嫁を乗せて病院へ車で急行とは程遠く・・

実際は手際よく荷物をまとめ、まるで箱根に温泉でも行くような段取りで支度をすませて家を出る。

特にあせることもなく、１０分程で病院に到着。

 

【８時４５分】　入院

手続きも早々にすぐに処置室に嫁は通され、自分はロビーで待つ。

両手いっぱいの入院用の荷物一式、結構な重さになり、筋トレしていて良かったなと実感。

もし自分が会社で、産気づいた嫁が１人で入院するのはありえないなと思う。

 

【９時３０分】　ＬＤＲ室へ

立会い出産希望の夫のみ、ＬＤＲ室へ入室を許可されているので呼ばれる。

１２畳程の部屋の真ん中の大きな電動ベットに、嫁は既に寝かされている。

陣痛促進剤を点滴されていて、３０分位すると陣痛がはじまると伝えられる。

先生からは、骨盤の形がすばらしいので、いいお産ができるよと勇気付けられる。

ＬＤＲ：（陣痛(ｌａｂｏｒ) 分娩(ｄｅｌｉｖｅｒｙ) 回復(ｒｅｃｏｖｅｒｙ)をひとつのお部屋で過ごす分娩室。

夫婦でリラックスできるホテルの一室のような設備である。

 

【１０時００分】　陣痛始まる

陣痛の数値と赤ちゃんの心拍数をリアルタイムで図るモニターで陣痛の波を観察する。

陣痛数：５０～６０

心拍数：１４０～１５０　などど秒単位の音と波形印刷でわかる。

嫁は常にコレをきにしていた。

しかし、これはあくまでも陣痛の波、赤ちゃんの心拍を把握するもので

痛さを正確に表すものでないと後の陣痛でわかる。

まだ耐えられる（会話できる）痛みで、天井にある大型モニターでＴＶを見ながら過ごす。

しかし、腰が割れるように痛いらしく、腰を押したり、さすったりしながら耐えてもらっている。

 

【１１時４５分】　破水

これを境に、一気に陣痛の痛みが高まる。

それまでのものとは比べ物にならないくらいに痛いようである。

もう会話をしたり、ＴＶを見たりする余裕はなく、とにかく陣痛の波が来たら

呼吸を整えて耐える。

自分は腰をさするの繰り返し。

 

【１２時３０分】　子宮口４センチ

内診で子宮口の広がり具合を計る。

１０センチが全開で、出産が可能になる。

現在４センチなので、ようやく半分程度・・

しかし、助産師さん曰く、ここからは早くなるよと言われるが、あまり信じられない。

嫁はそれでもまだ半分なんですか～と泣きが入る。

持ってきたテニスボールを腰に当て、コロコロ転がすマッサージを行う。

これが非常に嫁には好評で、絶対に立ち会う旦那様にはオススメの必需品である。

やはりお産は女性の闘いである！

周りに居る人はあくまでもサポートで、もうどうすることもできない。

絶対に棄権できないフルマラソンに参加してしまった初心者ランナーを励ます心境である。

 

【１３時００分】　子宮口７センチ

内診すると、既に子宮口が７．５センチまで開いていると言われる。

それまで定期的に淡々と準備をしていた病院のスタッフが

一気に集まり、機材が運ばれ、慌しく動きながらも、実に手際よく準備を整えていく。

ここまで短時間でスムースに子宮口が開くのは、ちょっと予想外な感じだったようである。

もうこの段階になると、テニスボールをコロコロするのも痛いらしく

とにかく、腰や肛門付近に手を当てておくだけしか許されない。

それだけでも、手の暖かさやお尻への軽い手圧だでも有効であるらしい。

 

ここで、主治医の先生が様子見に入るが

助産師さんに「やべ～俺、ミーティングなんだよな～」とぼそりと言い

助産師さんも「大丈夫なんで、行って下さい」と言う・・・なにソレ会話がある。

ちょっとあっけにとられるが、ポジティブに考え

先生が出てこなくても出産できるいい感じなんだ～と理解する。

 

【１３時１５分】　導尿

出産に備えて、尿をだしておく処置をする。

 

【１３時３０分】　剃毛

出産に備えて、毛をそる処置をする。

 

【１３時５５分】 　いよいよ

診察ベッドの位置がぐんと高く上げられ、天井正面の２つの大きなスポットライトが当てられ

両足を診察台にのせる、いわゆる出産の体制になる。

立会いの自分は嫁の頭の方へ下がるように指示される。

陣痛の波の時に嫁の手を握って、声をかけるしかできなくなる。

助産師さんの指示に従って、陣痛の波に乗せていきむ。

ついつい自分も合わせて全身に力が入ってしまう。

いきむたびにお腹のエコちゃんが、下に移動していくのが目に見えてわかる。

 

【１４時２５分】　出産

すでに頭が出てきているのが自分の位置からも見える。

本当に頭の黒い髪の毛が見えて、少しずつではあるが、着実に頭がどんどん出てきている。

これは実際には嫁の位置からは見えないが、実に不思議な感覚である。

陣痛が３０秒くらいの間隔でくる度、大きく深呼吸して、いきむ・・その繰り返しで

どんどん出てくるのがわかる。

ゆっくりと、でも着実に進んでいる。

それにしても、いきんでいる時の嫁の頑張りはすごかった！

筋トレに例えるなら、５０Ｋのウエイトを片手で持ち上げるくらいの踏ん張り力だと思う。

母になる強さ、たくましさを感じる。

助産師さんが頭を指でさすりながら、若干引っ張るような感じで誘導している。

まだ頭が柔らかいので、頭というよりも、指で押しても明らか弾力があるように見える。

モニターから聞こえる胎児の心拍鼓動の「バクバク」という音が、早く、強くなってくる。

 

ここで、ミーティングから帰ってきた主治医の先生が登場。

評判のいい先生なので、少し安堵。

経緯を助産師が伝えると、初産ということもあり、少し切開するという。

１分もしないうちに処置は終わり、また次の陣痛が来る。

今までよりも明らかに頭が出てきている。

本当にもう少し、ゴールは近いと誰もが感じていた。

そして、ついに最後の陣痛が来た。

大きく深呼吸して、思いっきりいきむ、また深呼吸、またいきむ

そして最後の呼吸法に移り、ひっひっひっ・・・・力を入れすぎないように

 

もう完全に頭は出てきています。

それまで天井を見ていきんでいた嫁に

先生は下を見るようにと叫ぶ。

数十秒くらいの時間だっただろうか、ついに目の前にエコちゃんが出てきました。

思わず涙がポロリと出てしまいました。

号泣してしまうかと思っていましたが、それまでの嵐のような出来事に

泣いたり感動したりしている感じではなく、とにかく産まれてきたエコちゃんを見て

安心したという感覚と　嫁が無事で、ほっとして、一筋だけ涙が出ました。

 

【２時３０分】　事後

感動もつかの間、すぐに私とエコちゃんはＬＤＲ室から出され

助産師さんは手際よく各種検査や体を綺麗にしていく。

その合間を縫って、ビデオとカメラでの両方の撮影を行う。

産まれて間もないエコちゃん

ＬＤＲ室の前で綺麗にしてもらい、各種測定中です。

見ての通り、なんかぽちゃぽちゃしています。

シェーしてました。

３４７２グラム

周りの産まれた赤ちゃんは２０００グラム台が多く

エコちゃん、ひときわ大きく見えます。

あ～もう何度ガラス越しに見てますが、全然飽きません。

でも、まだ自分の子供であるという実感は出てこなく

今はなんだか病院で、すごくかわいい赤ちゃんを見つけたという感想です。

でも、よ～く見ると、鼻の形や眉毛が自分に似てるんじゃないかと思いはじめ

明日からじっくり観察したいと思っています。

いや～

１０ヵ月という嫁とのマタニティーライフもこれで終わり

明日からはより責任を持った大変な日々になると思っています。

でも、とにかく短時間での安産で終わって良かったと思います。

嫁の頑張りにはすごく感謝しています！

立会い出産を希望されているご主人様。

絶対にいいものです。

二人の子供の生命の誕生の瞬間に立ち会うことは

その後の夫婦や子供との絆をいっそう深めてくれると思います。

 

２１世紀の平成２１年の１月２１日生まれ。

２１がエコちゃんのラッキーナンバーとなりました！

応援してくださった皆様、本当にありがとうございました！

 

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タグ：立会い出産 陣痛促進剤

出産予定日

（５ヶ月頃のエコちゃんの４Ｄ立体映像）

今日１月１５日はエコちゃんの出産予定日です。

実は昨日、嫁は定期検診にいってきてました。

どうやら、エコちゃんはまだお腹の中で元気に動いていたそうです。

出産直前は骨盤内付近で待機してあまり動かなくなるので

お医者さん曰く、もう少し、エコちゃんはママのお腹の中でゆっくりしたいとのことです。

 
どうやら、エコちゃんは照れ姫のようで、皆が待ってるので、恥かしくて出てこれないみたいです。

エコちゃん、もうお母さんのお腹はぱんぱんなんだから、いつ出てきてもいいんだよ～

そんなに居心地がいいのかな～？

まあ、初産なんで、出産予定日は前後一週間は誤差の範囲として、もう少し気長に待っています。

とは言いながら・・お酒も飲まないで、筋トレで気を紛らわし、毎日ドキドキの日々なんですよ～